高等遊民になりたい

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高等遊民になりたい大学生がいろいろ書きます。

『新聞力』ネット社会の今だからこそ新聞を読むべき

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廃油です


皆さん、新聞読んでますか?


「いまはネットを見ればすぐに情報を手に入れることができるし新聞は全く読まない」という人はたくさんいると思います


中には、「マスコミは信用できないからネットでしかニュースは見ない」と本気で言っている人もいます


でも、俺はそうは思わない。信頼できる情報を手に入れるための手段として、新聞は非常に重要な役割を持っていると思ってます


「そうは言っても新聞は文字が多くて読むのが大変だし、どう読めば良いのかもわからない」


新聞を読む人は年々減っていっているらしいですから、そういう人も少なくはないのではないでしょうか


でも安心してください。履いてますよそういう人のための本が今回紹介する本。


齋藤孝著「新聞力」です


これを読めば、どのように新聞を読めば良いのかなぜ新聞を読む必要があるのかがわかります


というわけでレッツゴー


新聞を読むメリット

いまはネットですぐにニュースを見ることができます。もちろん、僕もネットニュースはよく見ます


それでもやはり新聞には、ネットにはないメリットがある

(新聞のメリットは)ひとつにはネットの画面で見るより紙に印刷された文字で読むほうが記憶が定着するということです。・・・見出しの位置や大きさがみな違いますし、記事が縦長だったり、横長だったり、レイアウトがいろいろですね。みな違うので、記憶に引っかかるフックがたくさんあるのです。

これが、筆者があげている新聞を読むメリットの一つです


ニュースはただ見ればいいというものではありません


ニュースを見て、それを記憶したり情報として手に入れることで自分のものにする。そしてそれを元に自分なりの考えを形成させていくというのがニュースの役割なのでないでしょうか


つまり、記憶しやすいかどうかというのは非常に大事だということです


ネットだと画面をスーッと読んでいくだけなので記憶に残りにくいんですよね、実際。記憶を右から左に受け流してしまう

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新聞なら「このニュースは一面に載ってたな」とか「○○のニュースと☓☓のニュースが隣り合っていたな」とか、そういう場所で覚える方法が使えるというわけです


新聞の読み方

『新聞力』には、ただ新聞を読もう!ということだけではなく新聞の読み方・活用の仕方も書いてあります


俺はもう新聞は読み慣れているので大丈夫ですが、新聞を読んでいない人にとってはあの量の文字を読むというのは大変だと思いますし、頭がごちゃごちゃしてしまうということもあると思います


第2章サイトウ流「新聞活用術」では、どのように読めば新聞を活用することができるのかが書かれています

2週間のスクラップ

これは、2週間新聞の中で気になった記事をスクラップして自分なりにまとめるという方法です


新聞のレイアウトはもちろん読みやすいように各社が工夫して作っているものですが、読み慣れていないとなかなか読みにくいと思います


そこで、自分で記事をまとめてわかりやすくするというこの方法が有用なのです


ただ内容をまとめるというだけではなく、自分なりのコメントも加えます。自分なりの考えを形成するというのが大事なことですからね


筆者は大学の授業でこの方法を取り入れているらしいのですが、学生からの評判はいいようです


ずっとやる必要はなく、2週間でいいということなのでぜひやってみてください

お気に入りのコーナーを見つける

新聞には長く続いているコラムやコーナーがあります。そういうコラムやコーナーのファンになるのも、新聞を身近なものにするひとつの方法です。


新聞って政治とか国際情勢とか経済とかのニュースばかり載っているイメージがあるかもしれませんが、意外とそんなことないんです


夢に向かって頑張っている人を紹介する記事や暮らしにまつわる情報なども載っています


自分はこれといってお気に入りのコーナーっていうのはないのですが(強いて言うなら裁判関連のニュースは好きです。法学部なので)、お気に入りのコーナーがあれば確かに新聞を読むのが楽しみになるかもなぁと思いました


自分の興味関心のあるお気に入りのコーナーを読むついでに政治欄とか国際欄を読むっていうのもいいのではないでしょうか。新聞はまず読むってことが大事ですからね


新聞で身につく力

新聞を読むと『思想』のバランスが取れる


各社で政治的な立場は違うので、それをちゃんと把握できれば自分の立場のバランスも取れるというわけです


誰だか忘れたけど偉い人が「新聞を読まない者よりも1つしか新聞を読まない者のほうが愚かだ」みたいなことを言っていたような言っていなかったような


つまり「ネットで情報を得られるから新聞はいらない」というのは、バランス力を欠いてしまう危険性を孕んでいるともいえます


ネットって結構思想が偏ってる人多いし、ネットメディアはバラバラなので立場を見極めるのが難しいですから


その点新聞社は立ち位置が定まっているのでバランスが取りやすいのです


新聞は数社読んだ方がいいですよ。俺は産経と読売と毎日と地方紙を読んでます


それと関連して、「マスコミは中立的であるべきだ」っていう意見についてです

新聞は事実を報道するだけの機関ではありません。社としての意見を世の中に発表するメディアでもあります。今の世の中で政治的な権力を持っている人や組織を批判し、抑制する機能も担っているわけです。

これは第3章に書かれていることです


これにはもう全面同意です


「これが俺たちの意見だ!!」って感じで一番思想が全面に出てるのは社説なわけですけど、社説とかがどの新聞も同じこと言ってたらめちゃくちゃつまらないですよね


それぞれの新聞社が各社の意見を言って、読む側はそれを取り入れて自分なりに考えをまとめる。これが理想です


新聞が中立的でない場合に危険になるのは新聞が力を持ちすぎてしまったときと読む側に問題があるときです


読む側が情報に対してのバランス力を持っていれば新聞が中立的でないとしても大丈夫(なはず。わからないけど)


要は、新聞を読んで力を身に着けよう!!ってこと


まとめ

新聞は全然時代遅れじゃないし情報を得る手段としてはかなり大切です


新聞を読み慣れてないと難しく感じるかもしれないけど大丈夫。2週間スクラップを実践したりお気に入りのコーナーを見つけたりしてみよう!


『新聞力』にはほかにもいろいろな新聞活用術が載っているのでほかのもぜひ試してみてほしいです


そして、新聞力は情報がたくさん飛び交っている現在だからこそ必要なもののような気がします


齋藤孝著「新聞力」は、新聞を読む力、情報を実践的なものにする力を鍛えるためにとても役に立つ本です


短いので(俺は1日で読めた)活字苦手って人でも簡単に読めると思います。ぜひ読んでみてください



本の紹介なのに自分の意見を入れすぎたかも。でもちゃんと内容には準拠してるから!許して!!読書感想文難しい!!!